どーも、てぃしーです!
今回はリヴァプール所属のヴィルツについて取り上げます。
彼の良さは一目で分かるものではなく、じっくり見て初めて気づく選手です。
それでも、ここ最近は彼から“覚醒の予感”を感じる瞬間が増えてきました。
今回は、彼のプレースタイルを詳しく見ていきます。
ヴィルツの現在の評価は…

ヴィルツは今季、移籍金1億1,600万ポンド(約227億円)という高額でレヴァークーゼンからリヴァプールに加入しました。
そのあまりに高額な移籍金が故に、(リヴァプールファン以外から)厳しい目が向けられ、ネット上では彼を嘲笑するような書き込みが相次いでいます。
ひどい言われようです…。

まだ22歳なのに、これほど大きなプレッシャーを背負うのは大変すぎる…。
現在は、「彼にはまだチームにフィットする時間が必要だ」という見解も出ています。
しかし、試合ごとに彼の良さが濃く出てきており、覚醒の兆しが見えてきました。
今回は、彼の背中を押すためではなく、私の目に映った彼のプレーをそのまま”率直”に語りたいと思います。
ヴィルツのポジショニング(オフザボール)

ヴィルツのリヴァプールでのポジションは、トップ下です。
彼のポジショニング(オフザボール)は非常に自由で、ピッチをフラフラと広く歩き回ります。
その結果、相手にとってはマークの受け渡しが難しくなり、自然とフリーになりやすいです。
さらに、自らマークを引きつけることで、味方のパスコースを生み出すこともできます。
【図①】を見ると分かるように、主な移動範囲はピッチ中央で、サイドに流れることは少ないです。
また、中盤まで下がってボールを引き出し、味方のビルドアップをフォローする場面も多いです。

ヴィルツがCFの位置に移動することってある?
はい、もちろんあります!

【図②】のように、CFエキティケが降りてきて、ポッカリ空いた中央のスペースにヴィルツが入ってくるのが見受けられます。この一連の動作は、相手守備にマークの受け渡しを強いるため、ストレスを与えることができます。
空間認知能力に優れており、味方が生み出したスペースを見つけ次第、すかさず飛び込んでいきます。
とにかく、スペースがあったら入りたい…といった選手です。
彼はピッチ上をただ動き回っているのではなく、パスコースを生み出したり、ビルドアップを支えたりと、明確な意図を持った動きをしていることが分かります。
マクアリスタ先輩がヴィルツを活かす!

ヴィルツと一緒に起用すると非常に相性が良いのが、MFマクアリスタです。
マクアリスタは、試合中によく相手のマークを自分に引きつけながら動き、ヴィルツがプレーしやすいようにスペースを作っています。
本当に彼は、ヴィルツが気持ちよくプレーできるようにサポートしています。
映像の通り、ちゃんとマクアリスタがスペースを作ってあげているのが確認できます。

つまり、ヴィルツにとってマクアリスタはいいお兄さんです…。
そのため、ヴィルツの良さを最大限に引き出すには、マクアリスタを同時に起用するべきだと思います。
試合中、このマクアリスタとヴィルツの駆け引きを注目してもらえると、もっとリヴァプールのフットボールが楽しめると思います!
彼の今後に注目
ヴィルツはゴールやアシストには結びつかなくても、ビルドアップなど目立たない部分でリヴァプールのフットボールをしっかりと支えています。
覚醒の予感を感じますし、まずはゴールやアシストといった結果が欲しいですね。
ただ、味方とのパスのずれなど呼吸が合わない場面も多く、改善すべき点があるのも事実です。
冒頭でも触れましたが、批判的な人たちの手のひらを返させてほしいですね。大きなプレッシャーと戦う選手は、自然と応援したくなります。
果たして彼は、リヴァプールのフットボールにフィットし、素晴らしい活躍を見せられるでしょうか!?
以上、最後までご覧いただきありがとうございました!
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