【24/25】 プレミアリーグ第29節 アーセナル対チェルシー振り返りレビュー

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どーも、てぃしーです。

プレミリーグ29節アーセナル対チェルシーの試合を振り返りたいと思います。

この試合で勝利したアーセナルの戦術が本当に素晴らしかったので、今回はアーセナルの攻守における配置などを見ていきたいと思います!

※こちらのブログは、サッカー好きの素人目線で試合の見解などを述べたものです。

それでは早速見ていきます!


はじめに〜

左:アーセナル、右:チェルシー

両チームのスタメンはこんな感じ。

FWが不在のアーセナルは、メリーノの1トップ。

チェルシーはジャクソンとパーマーが不在というのもあって、攻撃において少し火力不足かなぁという印象を受けました。

この試合でのアーセナルの守備戦術は本当に素晴らしかったです。

今回はアーセナルのハイプレスについて見ていくのですが…

まずは、チェルシーのゴールキック(自陣深い位置)からのビルドアップを見ていきたいと思います。

チェルシーのゴールキック(自陣深い位置)からのビルドアップ


【図①】チェルシーのゴールキック(自陣深い位置)からのビルドアップ


画角の関係で全体的に見ることができなかったが、恐らくチェルシーのゴールキック(自陣深い位置)からのビルドアップはこんな感じ…

  • ゴールキック(自陣深い位置)からのビルドアップは(4-2-4)。【図①】
  • FWネトが下がってきて、ボールを引き出そうとする。


次の項で、この形に対してのアーセナルの守備時(ハイプレス)の配置を見ていく。


アーセナルのハイプレス


【図②】アーセナルのハイプレス(4-3-1-2)


“もし私が監督だったら”…チェルシーの(4–2-4)の配置に対して、(4-4-2)のハイプレスで噛み合わせて、相手の2ボランチをマンマークで捕まえようとする。



しかし、アルテタ監督はややゾーンDFを意識した(4-3-1-2)でハイプレスをかけた。

チェルシーのゴールキックからのビルドアップに対して、アーセナルのハイプレスの形はこんな感じ…

・ハイプレスの形は(4-3-1-2)。【図②】

・両SHを中に絞らせて全体的に中央を固めて、相手の攻撃をサイドへと誘導させる。

・MFライスはトップ下の位置で相手2ボランチの間に立つ。

・2トップはプレスをかけつつ、トップ下と協力して相手2ボランチのパスコースを消す



この形でアーセナルは、チェルシーに中央経由させず、徹底してボールを奪い切っていた。

ハイプレスの形が(4-3-1-2)だからこそ、下がってきてボールを引き出そうとするチェルシーのFWネトにも対応しやすかったのかなと思います。

理に適った素晴らしいアーセナルのハイプレスだった。


アーセナルの流動性について

これはアーセナルの保持についての話。

チェルシーはアーセナルのビルドアップに対して、イマイチ選手を捕まえきれてないように見えた。

チェルシーが守備で苦戦したのは、アーセナルのポジショニングチェンジ

アーセナルはビルドアップの時に(3-2-5)でボールを持つ。【図③】


【図③】アーセナルのビルドアップ(3-2-5)

アーセナルはボール保持時に、選手たちが頻繁にポジションをチェンジする。

一例を紹介すると、左シャドーのライスが抜けたハーフスペースにボランチのパーティが入ってくる…みたいな感じでビルドアップの時には、ほぼ毎回選手たちの立ち位置が入れ替わっている。【図④】


【図④】アーセナルのポジショニングチェンジの一例

アーセナルは巧みなポジションチェンジによって、チェルシーの守備のマーク基準を完全にずらしていましたね。

アーセナルのボール保持時の流動性は、非常に洗練されていました。

これだけ選手たちが動いてる中で上手く流動性をコントロールしているなと思います。


試合の感想

前半20分、アーセナルが得意とするコーナーキックで…メリーノのヘディングゴール!

メリーノのゴールが決勝点となり、アーセナルは1-0でリーグ戦4試合ぶりの勝利となりました。

FW不在の中、メリーノはゴールを奪ってしっかりと結果を残しました。

現在アーセナルと首位リヴァプールとの勝ち点差は12もあります。

残り9試合と優勝は厳しいかもしれませんが、サポーターが諦めない限りは、まだ優勝争いは続きます。

フットボールに絶対は無いですからね。

アーセナルの今後の活躍に乞うご期待!

以上最後までご覧いただきありがとうございました。


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