どーも、てぃしーです。
今回は、25/26プレミアリーグ第5節、アーセナル対マンチェスターシティの振り返りレビューをしていきます。
この試合は、アーセナルのホームスタジアムである、エミレーツでの開催となりました。
BIG6同士によるビッグマッチということで、すごく注目された試合でしたね。
試合結果は…1対1のドロー決着となりました。
今回は試合の流れを振り返りながら、考察していきたいと思います。
それではどうぞ!
スタメン

アーセナルは、この試合でCBサリバがスタメン復帰。
LWGにはトロサールが起用されました。
一方、シティは前節のユナイテッド戦、そしてミッドウィークに開催されたCLナポリ戦と同じスタメンで臨みました。
ただ、少し配置が違っていて、右WGにフォーデン、右IHにベルナルドが起用されました。
シティポゼッション捨てる&アーセナル保持重視

この試合の両チームのスタイルについてですが
アーセナルはボール保持を重視し、後方から丁寧にパスを繋ぎながら攻撃を組み立てていました。
一方のシティは、どちらかというと受けに回り、ショート&ロングカウンターを狙っていました。後方から無理に繋ぐことはせず、ロングボールを多用していました。
シティは、一応後方からパスでの組み立てにチャレンジしてはいたんですが…GKドンナルンマのビルドアップ能力があまり高くなかったため、上手くパスを繋ぐことができなかったとも言えますよね。
スタッツを見ると、アーセナルが7割近くボールを保持していたことが確認できます。
アーセナルがこの試合でトロサールを起用した理由

アーセナルがこの試合で左WGにエゼやマルティネッリではなく、トロサールを起用した理由は…
恐らくビルドアップへの貢献度を重視したからだと思います。
ここで、この試合のアーセナルのビルドアップを確認していきます。

まず、アーセナルはビルドアップ時に(4-3-3)からIHのライスがボランチ脇に落ち、スピメンディと並んで2ボランチの形を作っていました【図①】。

そこに、サイドに張っていたトロサールがタイミングよく内側に入ってきて、中央でフリーでボールを受ける場面が何度か見られました【図②】。
このように、トロサールはビルドアップに積極的に関わることで、出口を作っていました。
したがって、彼のように「WGだけど、臨機応変に内側にポジションを取れる」タイプを起用することで、より円滑なビルドアップを狙ったのではないかと考えられます。
シティもビルドアップ時には、LWGのドクが同様の動きをしていましたね。
シティの先制点を振り返る

前半9分、シティのロングカウンターから…
ゴール前に走り込んだハーランドが、冷静にボールを流し込み先制!

このシーンを振り返ると、アーセナルは即時奪還を狙い、カウンタープレスに人数をかけていました【写真①】。
そのため後方にはサリバしか残っておらず、ボールを奪えずにシティに先制を許しました。
これはアーセナルがボールを奪いに行ったものの、上手くいかなかっただけであり、仕方のない場面です。誰かを責めるようなものではないですね。
後半に入ると…。

後半に入ると、アーセナルは右ウイングをマドゥエケからサカへ、メリーノに代えてエゼをトップ下として投入しました。
この交代で入ったエゼが非常に安定感のあるプレーを披露しました。
ライン間で巧みにボールを受け、ピッチを左右に動きながら味方からパスを引き出し、いくつかチャンスを創出しました。
シティにとっては非常に厄介な存在でしたね。
マルティネッリの同点弾

シティは67分にフォーデンに代えてCBアケを投入。
76分にはハーランドに代わりMFニコ・ゴンザレスを送り込み、攻撃陣の枚数を削って守備重視の5バックで逃げ切りを図りました。
シティは自陣ゴール前に難攻不落のブロックを築いており、このまま逃げ切るかと思われました。
しかし、80分に投入されたマルティネッリが…エゼのロングパスに反応し、タイミングよく裏へ抜け出すと、落ち着いてフィニッシュを決めました。
終了間際に劇的な同点弾を奪い、そのまま試合は終了。
アーセナルが土壇場で同点弾。シティは逃げ切れられず、勝利を逃す結果となりました。
特にシティにとっては、前半守備で大活躍していたクサノフが怪我で前半のみの出場となったのが痛かったですね…。
いやー、本当に白熱の試合でしたね。今週も熱すぎる試合を見させて頂き本当に大満足です!
以上、最後までご覧頂きありがとうございました。
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