新城(ニューカッスル)の要塞。堅すぎる守備(4-5-1)ブロックを考察!!

カラバオカップ

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どーも、てぃしーです!

今回は、ニューカッスルの強固な守備(4-5-1)ブロックについて考察します。

ニューカッスルがカラバオ杯決勝でリヴァプール相手に用いた守備ブロックですね。

リヴァプールの前半のシュート数をわずか一本に抑えた新城の堅固な要塞の構成や、メリット・デメリットなどを見ていきます。

※こちらのブログは、サッカー好きの素人目線で試合の見解などを述べたものです。


それでは見ていきます!

ニューカッスルの守備ブロック

【図①】ニューカッスルの守備ブロック(4-5-1)


ニューカッスルがカラバオ決勝でリヴァプール相手に用いた守備ブロックの構成は…

中盤が5人で構成された(4-5-1)。【図①】

DFラインと中盤のライン間が狭く、全体的にコンパクトな陣形。

この中盤5人構成により得られるものはとても大きい。




次に(4-5-1)ブロックのメリットを見ていく…。

(4-5-1)ブロックのメリットその1


【図②】中盤ラインの選手間の隙間が狭い


(4-5-1)ブロックのメリットその1は…

中盤ラインの選手間の隙間が狭く、相手にとっては中央にボールを入れづらい。【図②】

コンパクトな上に、5人で構成される中盤ラインは選手間が狭くなることで、相手にとっては中央にボールを入れることが非常に困難になる。

よって、相手の攻撃を左右に誘導することができる。


(4-5-1)ブロックのメリットその2

【図③】中盤のスライドがスムーズになる


(4-5-1)ブロックのメリットその2は…

中盤のスライドがスムーズになり、相手の左右に揺さぶる攻撃に対応しやすい。【図③】

相手の左右に揺さぶる攻撃を受けても、中盤が5人なのでスライドがとてもスムーズに行うことができる。

カラバオ決勝でニューカッスルは中盤のスライドがスムーズになることで、相手WGにボールが渡った時にSHが中を切りSBが縦を切るといったコンビネーションを何度か見せた。

次の項で(4-5-1)ブロックのデメリットを見ていく…。

(4-5-1)ブロックのデメリット

【図④】(4-5-1)ブロックのSB-CB間のスペースを相手に突かれるシーン


(4-5-1)ブロックのデメリットは、SB-CB間のスペースが開きやすいところ。

CBはゾーンを意識してゴール前に残ろうとして、SBは相手WGと対峙する。それ故に乖離が生じやすく、SB-CB間のスペースが開きやすい。

SBの相手WGに対しての寄せが甘くなると縦が切れなくなり、このスペースを利用されてしまう可能性がある。【図④】

第24節ニューカッスル対フラム戦では、フラムに(4-5-1)ブロックのSB-CB間のスペースを利用され、ポケットへの侵入を許してしまうシーンがあった。

まとめ

(4-5-1)ブロックのメリットのメリット・デメリットをまとめると…。


○(4-5-1)ブロックのメリット

  • 中盤ラインの選手間の隙間が狭く、相手にとっては中央にボールを入れづらい。
  • 中盤のスライドがスムーズに行うことができ、相手の左右に揺さぶる攻撃に対応しやすい。



(4-5-1)ブロックのデメリット

  • SB-CB間のスペースが開きやすいところ。


以上、ここまでサッカー好き素人による、ニューカッスルの(4-5-1)ブロックについての考察を述べさせて頂きました。

ニューカッスルは、シティやアーセナルなどポゼッション志向の強いチームには(5-4-1)の守備ブロックを敷くので、今度はこの(4-5-1)ブロックをポゼッション志向の強いチームに試してみて欲しいなと思いました。


それにしても、ニューカッスルの守備を支えるCBダン・バーンの空中戦の強さは半端ないですね!

身長”201cm”という恵まれた体格で空中戦を制す姿は、見ていて胸が熱くなりますね。

2026年W杯欧州予選で、バーンは32歳にしてイングランド代表に初招集されました。

初戦のアルバニア戦がデビュー戦となり、先発出場でしっかりとイングランドの勝利に貢献しています。

『カラバオ杯を制したニューカッスルとバーンの今後の活躍を見逃すな!』

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。


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